統計数学セミナー
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担当者 | 吉田朋広、増田弘毅、荻原哲平、小池祐太 |
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セミナーURL | http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kamatani/statseminar/ |
目的 | 確率統計学およびその関連領域に関する研究発表, 研究紹介を行う. |
2007年10月10日(水)
16:20-17:30 数理科学研究科棟(駒場) 122号室
清 智也 氏 (東大情報理工)
勾配モデルの摂動解析と許容領域の評価
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~kengok/statseminar/2007/06.html
清 智也 氏 (東大情報理工)
勾配モデルの摂動解析と許容領域の評価
[ 講演概要 ]
多変量標準正規分布を凸関数の勾配写像によって 引き戻すと, 一つの確率分布が得られる. さらにパラメトリックな勾配写像を考えれば, 統計モデルが得られる. この統計モデルを勾配モデルと呼ぶことにする. 本講演は二つの内容からなる. 第一に, 恒等写像に摂動を加えた勾配写像を考え, 対応する密度関数, キュムラント母関数, ダイバージェンスなどの摂動展開を求める. 第二に, より具体的な勾配モデルに対して, パラメータが定義域に属すための十分条件を示す. このような考察の必要性は, 定義域が無限個の 制約式で与えられることによる.
[ 参考URL ]多変量標準正規分布を凸関数の勾配写像によって 引き戻すと, 一つの確率分布が得られる. さらにパラメトリックな勾配写像を考えれば, 統計モデルが得られる. この統計モデルを勾配モデルと呼ぶことにする. 本講演は二つの内容からなる. 第一に, 恒等写像に摂動を加えた勾配写像を考え, 対応する密度関数, キュムラント母関数, ダイバージェンスなどの摂動展開を求める. 第二に, より具体的な勾配モデルに対して, パラメータが定義域に属すための十分条件を示す. このような考察の必要性は, 定義域が無限個の 制約式で与えられることによる.
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~kengok/statseminar/2007/06.html