帰国外国人留学生短期研究制度
独立行政法人 日本学生支援機構による制度で、開発途上国からの留学生が日本留学終了後、自国において教育・学術研究または行政分野で活躍している場合、再度、専門分野について日本で当該大学の研究者と共に短期研究を行う機会を提供して、開発途上国の教育、学術または行政の発展と日本の大学の学術研究および国際交流の推進に寄与することを目的としています。
○対象者
- 対象国・地域の国籍を有する元留学生。
- 当該国・地域の大学等に所属し、教育、学術研究又は行政のいずれかの職についていること。民間企業に従事している者は除く。
- 日本留学時、在留資格が「留学」を取得していたこと。
- 日本の大学院を修了又は単位取得満期退学していること。
- 募集年度の4月1日現在で満45歳以下の者で、帰国後1年以上を経過している者。
(注意:帰国後、連続して90日以上、自国以外に滞在した場合の日数は、帰国後の通算年数に含めない) - 受け入れを希望する日本の大学において共に短期研究を行う者(受入研究者)がいること。
受入研究者は、帰国留学生が日本に留学していた際に教育研究指導に当たった教員(現在日本の大学の常勤教員であるものに限る)とする。
・その教員が異動しが場合は、異動先での受入をすることができる。
・その教員が異動または退職した場合、当時指導に関わっていた教員または同研究室を継承した教員が受入をすることができる - 日本の大学の長がこの制度の趣旨に沿って、当該大学への受入を許可すること。
- 日本への入国査証が必要な場合は、その取得が確実な者。
- 過去にこの制度に採用されたことがないこと。
○受入時期及び期間
(平成24年度の場合)2012年5月15日から2013年3月31日まで間のうち研究に必要な日数。ただし受入機関は連続する60日以上90日以内。
(一時帰国する場合はその期間を含まずに咲いて60日であること、また申請時の滞在日数は増やすことはできない)
○募集人数
54名程度(平成23年度実績:54名)
○支援の内容
- 往復渡航旅費(所属大学等の最寄り空港と受入大学の最寄りの空港間の最も経済的経路による航空券を支給)
- 滞在費として1日につき11,000円
- 受入協力費として定額50,000円
○申請書類
申請書および推薦書(指定様式)
*同一帰国留学生が異なる受入大学で2件以上申請することはできません。
○申請時期
前年度の1月下旬~2月初旬。受入教員に条件および注意事項を確認したうえで、受入教員を通じて国際交流室に書類を提出してください。
○結果通知
当該年度の4月上旬