2019年度公開講座
東京大学大学院数理科学研究科
数物フロンティア国際卓越大学院
2019年度公開講座 「数理科学の広がり」
2019年11月23日(土・祝)13:30~17:00(12:30開場)
場所:東京大学駒場キャンパス 数理科学研究科棟・大講義室
最寄駅:京王井の頭線「駒場東大前」
アクセス: https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
講師: 新井 敏康,松井 千尋,米田 剛
プログラム
12:30
開場
13:30-13:35
研究科長挨拶 河野 俊丈(東京大学大学院数理科学研究科)
13:35-14:35
新井 敏康 (東京大学大学院数理科学研究科)
『鳩はどこへ行った?』
「(n+1)羽の鳩が n個の巣穴のいずれかに入るとき2羽以上の鳩が入る巣穴がひとつはある」ことは当たり前の事実に思えます。ここでは「鳩の巣原理」と呼ばれるこの事実を証明することの難しさを考えてみようと思います。
14:45-15:45
松井 千尋(東京大学大学院数理科学研究科)
『対称性から見る世界 −ミクロからマクロまで−』
空はなぜ青いのだろう?私たちの宇宙は何からできているのだろう?本講演では、身の回りに溢れる「なぜ」に対する答えを、対称性という観点から紹介したいと思います。
16:00-17:00
米田 剛(東京大学大学院数理科学研究科)
『流体運動の数学研究とその社会的意義』
流体研究は、物理(木星上の帯上流)そして実社会の商品開発(風力発電の設計)にいたるまで、様々な分野が関わっていますが、それらに数学者はどのように貢献出来得るのでしょうか。「非線形」をキーワードに簡潔に説明したいと思います。
*対象:高校生,大学生,教員,数学に興味のある一般の方.
*入場無料.事前登録不要.
お問合せ先:〒153-8914 目黒区駒場3-8-1 東京大学大学院数理科学研究科