Applied Analysis
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Date, time & place | Thursday 16:00 - 17:30 002Room #002 (Graduate School of Math. Sci. Bldg.) |
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2010/01/28
16:00-17:30 Room #002 (Graduate School of Math. Sci. Bldg.)
清水扇丈 (静岡大学理学部)
相転移を伴う非圧縮性2相流の線形化問題について
清水扇丈 (静岡大学理学部)
相転移を伴う非圧縮性2相流の線形化問題について
[ Abstract ]
氷が常圧で0度以上になると水になるなどの相転移を伴う非圧縮性2相流に対し,質量保存則, 運動量保存則, エネルギー保存則を界面を含む系全体に適用し, 線形化した方程式系について考察する. 本講演では, 線形化方程式系のL_p-L_q 最大正則性定理について述べる.
密度が異なる場合は, 法線方向の高さ関数は表面張力つき2相Stokes問題の高さ関数と同じ正則性をもち, 系は流速が支配するのに対し,密度が等しい場合は, Gibbs-Thomson補正された表面張力つき2相Stefan問題の高さ関数と同じ正則性をもち, 系は温度が支配する.
氷が常圧で0度以上になると水になるなどの相転移を伴う非圧縮性2相流に対し,質量保存則, 運動量保存則, エネルギー保存則を界面を含む系全体に適用し, 線形化した方程式系について考察する. 本講演では, 線形化方程式系のL_p-L_q 最大正則性定理について述べる.
密度が異なる場合は, 法線方向の高さ関数は表面張力つき2相Stokes問題の高さ関数と同じ正則性をもち, 系は流速が支配するのに対し,密度が等しい場合は, Gibbs-Thomson補正された表面張力つき2相Stefan問題の高さ関数と同じ正則性をもち, 系は温度が支配する.