Lie Groups and Representation Theory
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Date, time & place | Tuesday 16:30 - 18:00 126Room #126 (Graduate School of Math. Sci. Bldg.) |
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2006/05/16
16:30-18:00 Room #126 (Graduate School of Math. Sci. Bldg.)
大島 利雄 (東京大学大学院数理科学研究科)
確定特異点型の可換な微分作用素系について
大島 利雄 (東京大学大学院数理科学研究科)
確定特異点型の可換な微分作用素系について
[ Abstract ]
実簡約Lie群やその対称空間をコンパクト多様体に実現すると,不変微分作用素系はその境界に沿って確定特異点を持つ可換微分作用素系となる.
可換微分作用素系がただ一つの作用素から特徴づけられることを基に,境界の近傍で多価解析的な同時固有関数の一般的構成を考察し,表現論,特にWhittaker模型などへの応用を論じる(Harish-Chandra同型やGoodman-Wallach作用素の微分方程式論の立場からの解釈などを含む).
実簡約Lie群やその対称空間をコンパクト多様体に実現すると,不変微分作用素系はその境界に沿って確定特異点を持つ可換微分作用素系となる.
可換微分作用素系がただ一つの作用素から特徴づけられることを基に,境界の近傍で多価解析的な同時固有関数の一般的構成を考察し,表現論,特にWhittaker模型などへの応用を論じる(Harish-Chandra同型やGoodman-Wallach作用素の微分方程式論の立場からの解釈などを含む).