河東セミナーニュース 1998年まで

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最近のニュース

公開国際会議「谷口数学講演会」から戻りました. Ocneanuが来て,パワフルな講演をしていきました.主な新ネタはchiral halfのquantum doubleでした. (12/21/1998)

・99年5月には,Boeckenhauerも来ることになりそうです. (12/12/1998)

・99年夏にまた,Evansが来ることになりました. (12/8/1998)

・99年夏に九州で作用素環日米セミナーというのをやることになりました. 学振の申請が通ったので, アメリカから10人くらい人が来ます. (12/8/1998)

・研究のほうは,Romaでは, Longo, Muegerと,Cardiffでは, Boeckenhauer, Evansとやっていました.近いうちに論文を書きます. (12/7/1998)

・日本に戻りました.これまでのニュースを日本語にしました. (12/5/1998)

University of Wales, Cardiffでのセミナーを終えました.明日,日本に戻ります. (12/3/1998)

・来年度の当研究科では, 九州大学 綿谷安男先生の集中講義が行われます. (12/1/1998)

University of Wales, Cardiffに到着しました. (11/16/1998)

・来年3月にUC Santa BarbaraDietmar Bischが東大を 訪れます. (10/30/1998)

Romaでの連続セミナー 5回が終わりました.昨日はTuraevのセミナー講演に出ました. (10/29/1998)

Oxford University Press では,Evansとの 私の本は今のところ400部売れたと言っています. (10/27/1998)

・11月にUniversita di Pisaに 行くことになりました. (10/20/1998)

Universita di Roma "Tor Vergata"に 着きました.11月15日までこちらにいます. (9/19/1998)

・明日9/12からイタリア,イギリスに出張です.12/5まで戻りません. (9/11/1998)

・やっと1年生の成績がつけ終わりました. これで用事は終わってあさってからローマです. (9/10/1998)

・日本数学会の「数学通信」(1998年8月)の103ページの友隣社の広告に私の本が出ていますが,37060円になっていますね.円安で値上がりしたんでしょうか.329ページとなっていますが,それはOxford University Pressのカタログが最初間違っていたからです.本当は846ページです. (9/2/1998)

・今週は大学院入試です. 今年は志願者が110人で例年の150人前後に比べて減りましたね. (8/31/1998)

・数学セミナー10月号より,「作用素環のはなし」のリレー連載が始まります.第1回は私の易しい記事ですが,8回続く予定です. (8/25/1998)

数学オリンピック財団サマーセミナーから戻りました.Springer GTMを読んでいる中学生がいたりして,元気な皆さんですね.「Dynkin図形と無限次元環」という題で,Perron-Frobenius固有値やstring algebra, Jones projectionの話をしました.ちょっと後半はふっ飛ばしましたね.最後の晩の雨中の海岸花火は... あはは... (8/25/1998)

・授業が終わって,ビジターも去って,Copenhagenから帰ってやっと夏休みです. 長い間たまって部屋中に散乱していた書類や論文をついに整理しました.レフェリー, Mathematical Reviews, 推薦状などもかたづけています. (8/13/1998)

・やっと授業が全部終わりました.今までで一番ハードな学期でしたね. (7/21/1998)

・きのうEvans竹崎先生が相次いで到着しました.授業も3つのうちの1つ(Non-standard Analysis)が今日終わりました.あと2種類,4コマですね. (7/13/1998)

Purdue大学大学院生のNate Brownがつきました.一年東大に滞在して作用素環の研究をします. (6/9/1998)

私の本は今日発売されました. (5/21/1998)

・私の学生セミナーの準備のしかたを拡張した記事が出ている,数学セミナー6月号が送られてきました. その号の村上斉さんの記事の中で,このページが紹介されていますね. (5/11/1998)

私の本の完成見本が今日着きました. なかなか立派で気分がいいですね.公式発売日は5月21日だそうです. (5/7/1998)

・8月下旬に数学オリンピック財団サマーセミナーで高校生に話をすることになりました. (4/27/1998)

・2000-2001年にMSRIで,作用素環のプログラムを組むことの案内が向こうのホームページに出ています. (4/17/1998)

Purdue大学の,Dadarlatの学生のN. Brownと言う人が,NSFのお金で6月上旬から1年東大に来ることになりました. (4/15/1998)

・ イギリス,アメリカの出張から戻りました.Swanseaでは,Boeckenhauer, Evansと研究していて,共著論文を書く事になりました. しかし,***と***の研究は同じことを違うやり方でやっているだけだとは全然気づいていませんでした.両方とも私が昔作った例がもとになっていることはわかっていたのに,おろかでしたね. UCLAでは竹崎先生にお世話になり,Xuと話しました. 彼は6月に東京にちょっと来る事になるでしょう.私はアメリカで太って帰ってきました.秋からはしばらくローマに行く予定です. (4/13/1998)

・今日からUniversity of Wales Swanseaに行って,UCLAにも寄って来ます.1ヶ月ほど留守にします. (3/9/1998)

私の本の宣伝が友隣社のページに出ていました. 33,600円だそうです. (3/6/1998) マテマティカだと33,070円だそうです. (3/9/1998)

私の本にはすでに105部の注文が入ったそうです. 5月発売だから悪くない出足だとOxford University Pressでは言っています. (3/6/1998)

・Free random variableなどをやっているBianeが4月に来日します.名古屋大学の尾畑先生が呼ばれたものですが,我々も便乗させてもらって,4月21日に東大でセミナーを予定しています. (3/4/1998)

・下に書いた私の本の値段105ポンドは,同一シリーズの有名本と比べると,Pressley-Segalの3.5倍,Donaldson-Kronheimerの4倍,McDuff-Salamonの2.5倍です. こんな値段で売れるんでしょうか.私の本は839ページなので,これらの本の2〜3倍だから,ページあたりの単価はそれほど違うわけではないんですが. (2/20/1998)

・私の本の宣伝が,Oxford University Pressのホームページに出ています. 105ポンドっていうのはやっぱり高いですね.でも買ってね. (2/19/1998)

・来年度のvisitorの予定は今のところ次のとおりです.(2/8/1998)

F. Larsen   Odense Univ.     5月から3ヶ月 (Haagerupの学生)
D. E. Evans Univ. Wales      7月頃に1ヶ月弱
N. Brown    Purdue Univ.     夏から1年 (Dadarlatの学生)

・ドイツOberwolfachから戻りました.プログラムはこちらです.山奥にみんなでこもる感じでとても環境がいいですね. 今回から,organizerが,Bisch, Kirchberg, Skandalisに変わって,出席者も若返りました. それから,MSRIで2000年秋から1年間,作用素環の年間プログラムを組むことがほぼ確かになったそうです.(2/8/1998)

・日大山中湖セミナーハウスで行われた,境先生70歳記念コンファレンスから戻りました. Haagerup, Kadison, Pedersen, Powersを迎え,盛会でした. (1/30/1998)

・Notices of the AMS (December 1997)の,"The Many Lives of Lattice Theory" (Gian-Carlo Rota)を読んでいたらvon Neumannの話が出て来ました. Hyperfinite factorと言う言葉が目にとまったので,あれっと思ったら,作用素環のことが1段落書いてありました.なかなかいいですね.(1/11/1998)

The triumph of von Neumann's ideas on quantum probability is his hyperfinite factor, which unlike Hilbert space has a modular lattice of closed subspaces. For a long time I have wondered why quantum mechanics is not done in the hyperfinite factor rather than in Hilbert space. Philosophically, probability in a hyperfinite factor is more attractive than ordinary probability, since the duality between events and $\sigma$-subalgebras is replaced by a single modular lattice that plays the role of both. On several occasions I have asked experts in quantum mechanics why the hyperfinite factor has been quietly left aside, and invariably I received evasive answers. Most likely, physicists and mathematicians needed some fifty years of training to grow accustomed to noncommutative probability, and only now are the tables beginning to turn after the brilliant contributions to noncommutative geometry and noncommutative probability by Alain Connes and Dan Virgil Voiculescu.

・下のAMSの記事ですが前見たときはWWW上で見たので,Doonesburyのマンガが入っているのに気づきませんでした. 先日紙メディアの方が送られてきて気づきました.私の部屋のドアにもはってありますが,なかなかシビアですね.これはアメリカの有名なマンガで,向こうに住んでいたときはよく新聞で見ました.(12/11/1997)

・アメリカの数学界でも数学者の就職難がずっと問題になっています.Notices of the AMSの1997年11月号に詳しい分析が出ていますが,"Our community has dramatically expanded production of Ph.D.s without questioning whether there was sufficient demand for our product."というのがシビアですね.

東京大学解析学公開講座1997(写真もここにあります)が無事終わりました.中神先生ありがとうございました.けっこう人は来ていましたね. (11/15/1997)

・10月22日〜24日に富山先生に力学系と作用素環についてパワフルな連続講演をしていただきました.ありがとうございました. (10/25/1997)

・数学科3年生が後輩のオリエンテーションのために取ったアンケートの中に,「最も満足できた数学の講義はどれですか? 以下の科目の中で最高3つまでを,丸で囲ってお答えください.」と言うのがあり,私の教えた解析学IV(Lebesgue積分)が19票で,9科目中1位になりました. (以下15票,7票と続きます.)さらに,「最も多くさぼった講義はどれですか? 同じく最高3つまでお答えください.」と言う質問では,私の解析学IVだけが0票でした.3年生のみなさん,ありがとうございます. でもたくさん不可をつけちゃいましたね.(10/14/1997)

・前に書くのを忘れていましたが,来年12月15〜20日に,谷口シンポジウムのラストをかざる大規模な学会が,奈良であって,Ocneanuが来ます.その他の招待講演者は,Bloch, Borcherds, Gromov, Kollar, Kontsevich, Lions, Lusztig, Malliavan, Sarnak, Siu, Varadhanです. 超豪華メンバーですね.(Lionsは息子のFields賞の方です.)

Evansと書いていた本"Qunatum symmetries on operator algebras"はやっとOxford University Pressで印刷の手続きに入りました.来年6月くらいに出ることでしょう.

・ローマから帰って来ました.私は町としてもローマが一番好きです.向こうでは,conformal precosheaf, superselection sector, loop groupsなどを勉強していました.(今までは全然わかっていませんでした.) ローマ大学では今月末にConnesに名誉学位を出すそうです.(10/10/1997)

Norwayのコンファレンスから戻りました.なかなか立派なものでした. (8/25/1997)

・授業,試験も終わり,7人のvisitorもすべて出発しました.これでやっと夏休みです.(7/29/1997)

上海のコンファレンスから7/10に帰って来ました.上海はとても発展していました. 香港返還直後だったので,町中に「慶祝香港回帰 共創美好未来」,「香港明天更美好」,「洗雪百年国恥」などのスローガンがたくさんはってありました.(最後のはすごいですね.)道は人と車と自転車であふれていました. 物価は思ったより高かったですね.それから2002年のICMは北京に決まったそうです.

・Visitorはどんどん来ています.明日から上海に行ってきます.(7/2/1997)

・この夏のvisitorの予定は今のところ次のとおりです.(6/10/1997)

R. Longo (Univ. Rome II)      6/ 4-6/20
竹崎正道 (UCLA)               6/10-8/ 4
Z. Ruan (Univ. Illinois)      6/24-6/28
N. C. Phillips (Univ. Oregon) 6/26-7/ 3
C. Winslow (Univ. Copenhagen) 7/ 1-7/30
G. Elliott (Univ. Toronto)    7/10-7/15
A. Kumjian (Univ. Nevada)     7/14-7/16

・私の最初の学生であったCarl Winslow (現Copenhagen大学)が7月に1ヶ月東大を訪問することになりました.(4/24/97)

・デンマーク(Odense/Copenhagen)に一ヶ月行っていたのから帰って来ました. (4/11/1997)

・当研究科で出している「数理ニュース96-2」(97年2月12日発行)に三年生アンケート第2弾として,「一番おもしろかった講義は何でしたか? その理由も簡単にお聞かせください.」と言うのが出ています.講義名をあげた学生は10人でしたが,その表をそのまま引用します. 括弧内が学生の人数です.

解析学IV   (6)  わかりやすい,話がおもしろい,講義が丁寧
計算数学   (2)  何をやっているかわかる,パソコンを利用した
代数学III  (1)  興味があるから
ルベーグ積分 (1)  わかりやすいから
この3年生の解析学IVというのは私が教えたルベーグ積分です.(したがって,4番目に別になっている「ルベーグ積分」というのも同じ科目です.)これに対し,「一番つまらなかった講義」の方にあげられたのは,(以下引用自粛). (2/13/1997)

・岸本先生の集中講義は5月19日〜23日になりました.(1/31/1997)

・学振で出していたLongo招聘の件がとおりました.来年度中に1ヶ月来ることになるでしょう.(12/30/1996) 来日は6月になりそうです.(2/13/1997)

・インドのコンファレンスに行って来ました.なかなかすごいところですね.(1/15/1997)

・荒木不二洋先生の朝日賞受賞が発表になりました.作用素環は景気がいいですね.(1/1/1997)

・今年も学校に来るのは今日で最後です.今年は今までで一番たくさんセミナーをしました.(12/27/1996)

・Loiが来て講演して帰りました.九州大学の科研費で呼んだのに便乗させてもらいました.(12/24/1996)

・来年度,北海道大学の岸本晶孝先生に集中講義をしていただくことになりました.話題は,C*-algebraのautomorphismのRohlin propertyです.時期は,5月または10月で調整中です. (12/3/1996) 5月19日〜23日になりました.(1/31/1997)

・同僚の泉正己助教授が,日本数学会が新たに創設した建部賢弘賞の第1回の受賞者に決まりました.11月9日(土)の日本数学会50周年記念講演会(at 東大)で授賞式が行われます. (11/7/1996) 作用素環関係者で,代官山でお祝いをしました. (11/29/1996)

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