Sumatraパッケージ

SumatraPDFを操作します.本体はfortex\sub\package\sumatrapdf\compile.macです.

設定項目

SumatraPDFのパス

SumatraPDFのパスをフルパスで入力します.

起動方法

起動時に何をするかを指定します.

ウィンドウサイズ

プレビュー時に,ここで指定された通りにウィンドウサイズを調整します.

SyncTeX

SyncTeXを使うか指定します.使うことで,エディタ⇔PDFファイルの相互の移動が可能になります.PDFファイルからエディタへの移動はダブルクリックです.TeXToDVIパッケージにてSyncTeXを用いる設定をしている必要があります.

一時フォルダにコピーしてそちらを開く

PDFファイルを一時フォルダにコピーし,そちらをSumatraPDFで開きます.SumatraPDFは,開いているPDFファイルが更新されると描画を更新してくれますが,このオプションは「コンパイルに成功した時のみ更新を行う」かのように振る舞わせるものです.

これは次のようなことを想定しています.pdflatex等によるPDF生成中にコンパイルエラーが発生すると,PDFが途中までしか生成されません.ここで「コンパイル成功,最終ページを開く」→「コンパイル失敗」→「エラーを直してもう一度コンパイル」という状況を考えてみましょう.二つ目のコンパイル(失敗したもの)が終わった時点で,SumatraPDFはこの途中までしか生成されていないファイルの最終ページに移動します.(もともとの最終ページは存在しないので.)この後エラーを直してコンパイルし直しても,元々の最終ページに自動的に移動することはなく,手動で戻る必要があります.本オプションはこの手動で戻らなければならないという部分を改善することを目的としています.

引数

引数は,a=bの形の指定を;により区切って行われます.

jumpfile

SyncTeXで飛ぶファイル名を指定します.デフォルトでは現在のファイルが使われます.

jumplineno

SyncTeXで飛ぶ行数を指定します.デフォルトでは現在の行数が使われます.

jumpcolumn

SyncTeXで飛ぶ桁数を指定します.デフォルトでは現在の桁数が使われます.