計画の概要
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国内外から広く人材を招聘し、活発な研究活動を維持するとともに、教育への波及効果を狙う。その際、世代分布や研究分野の多様性の確保に留意する。
- 国際的に著名な研究者を特任教授として、またそれに准ずる人材を特任准教授として雇用する。
- 優秀な国内外の若手研究者を小平フェローとして雇用する。
- 欧米などの大学院に在学中の特に優秀な研究者の卵に対しても、小平フェローに準じる待遇で渡航費用および1年間を超えない期間の滞在費を支給する。
- 大部分の学生をRAまたはTAに採用し、研究・教育に参加する報酬として月額20万円程度を限度に支援を行う。
- 研究の進行状況と必要に応じて短期間海外に派遣する。海外で研究発表しアドバイスを受けたり、サマースクールに参加するなどの活動を行う。
- 若手人材のキャリア形成を支援するための人材育成コーディネーターをおく。
代数学・幾何学・解析学・応用数学の4大研究部門を縦軸に、純粋数学および応用数学の各種の研究班を横軸にすえた研究体制により、一級の研究者たちの有 機的なつながりを促進する。大規模国際研究集会を定期的に開催するほか、小規模研究集会や連続講演を多数開催することによって、常に緊張感を持って研究・ 教育活動を行う。将来的に研究が発展すると期待されるトピックを選定して、外国人を含む専門家を講師として招聘し、3週間程度のサマースクールを実施す る。また、学生に発表の機会を与えるために、研究集会での講演発表やポスターセッションを行う。研究の成果はホームページやビデオアーカイブスを通じて広 く公開し、インターネットを通して見られるようにする。
経済学研究科と連携してファイナンス研究班を立ち上げる。外部の実務家を交えた共同研究により、実効性のある金融理論の研究を行い、実務家を養成する。ま た、情報理工学研究科と連携して情報数学研究班を立ち上げる。最適化の構造と計算に関するわが国独自の技術を開発するとともに、数学と情報科学の両方に明 るい人材を育成する。 また、 暗号・符号理論をはじめとするインターネット数学の基礎理論を研究し、世界に通用する人材を育てる。
リーダー挨拶(パンフレット)
人材育成コーディネーター挨拶(パンフレット)
若手研究者教育コーディネーター挨拶(パンフレット)