東京大学大学院数理科学研究科

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東京大学 オープンキャンパス2003


未公開
日時 2003年8月1日(金) 13:30 〜 15:30
場所 東京大学 大学院数理科学研究科 大講義室/117号室

プログラム

☆ 13:30 〜 14:00 『数理科学研究科施設見学』

  1. 地階 大講義室 (研究科長挨拶)
  2. 1階 図書室
  3. 2階 計算機室
  4. 2階 コモンルーム

☆ 14:00 〜 15:30 『学部学生・大学院生・教官との質問コーナー』

内容 大学ではどのような数学を学ぶのか、数学の研究というのはどのようなことをするのか、数学にはどのような分野があるのか、数学者はどのようなことを考えているんか、など、教官と学生・院生が皆さんとの談笑を通じてこのような疑問に答えるコーナーです。ただし、受験数学は取り扱いません。
☆ 14:00 〜 14:30 『模擬講義 - 関口 英子 助教授』
題目 無限次元表現論の幾何
内容 「高次元複素多様体における無限次元表現の構成とペンローズ変換」について研究しています。抽象的な名詞が並んでいますが、自然なアイディアと地道な計算で何か新しい世界が見えればいいなと思っています。
数学では、一つの概念、一つの定理の中に多くのことが凝縮されていることが多いので、高校で習う知識だけで現代数学にいきなり触れると戸惑うこともあります(私もそうでしたし、今も戸惑うことがしばしばです)が、ここでは私が興味を持っている数学の一側面についてお話ししてみる予定です。
☆ 15:00 〜 15:30 『模擬講義 - 森田 茂之 教授』
題目 曲面と現代幾何学
内容 曲面は現代数学のふるさとである。19世紀前半のガウスにより曲面の曲がり具合に関する研究と、19世紀後半のりーマンによるリーマン面(ある特別な構造を備えた曲面)の研究、および一般の次元の図形に関する考察は、その後さまざまな形に一般化されて現代幾何学が成立してきた。
この話では、このことについて簡単な解説をする。
作成日: 2003年7月30日(水) K.Asou
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