(ここに記載した点に関しては機会があれば紙幅の許す限り修正します.)
2012/9/24 不本意ながら修正がそれなりの分量になってしまったのと,htmlでの記述に限界があるのでPDF版のみでの公開とします.
htmlで記述してある最終版 (2012/9/22)を参考のために置いておきます(古いリンクは切ってあります).
2012/10/21 92頁から94頁の記述を少し整理しました.
2013/1/26 直交補空間に関する記述を少しだけ加えました(第6章).
また,二次形式などが不定値であることの定義を述べることにして,関連する記述を少し加えました(第7章).
2013/2/21 40, 41頁に誤植を見つけたので直しました.
2013/4/28 289頁に誤植を見つけたので直しました.
Q : 余因子行列(66頁,定義 2.3.14)の定義が正しくない(転置をとらないのが正しい)のではないか? [2012/6/18]
A : 和訳の問題が絡むので,まず訳語を用いないで説明します.
(i,j)成分が (j,i)余因子であるような行列を adjugate matrix,(i,j)成分が (i,j)余因子であるような行列を cofactor matrixと呼びます.
adjugate matrixは adjoint matrixとも呼ばれますが,随伴行列(定義 5.2.1)と紛らわしいので避けることが多いようです.
本書では「余因子行列」で adjugate matrixを指しています(357頁(索引)も参照のこと).
一方,「余因子」は英語では cofactorなので,「余因子行列」を直訳すると cofactor matrixとなります.
その意味では指摘はごもっともです.
しかし,調べた範囲では日本語の「余因子行列」は adjugate matrixを指すので,本書でもこれに従いました.
直訳とはずれがありますので,英語の文献を読み書きする際には注意が必要です. [2012/6/18](同日一部修正)
なお,いくつかの誤りは読者の方にご指摘いただきました.
この場を借りてお礼申し上げます.
(著作権に関する表示)
この文書は足助太郎が著作権を保持しています.