東京大学大学院数理科学研究科

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東京大学 オープンキャンパス2008


日時 2008年7月31日〜8月1日 10:30 〜 17:30
場所 7月31日/本郷キャンパス 理学部1号館
8月1日/駒場キャンパス 大学院数理科学研究科棟

プログラム

☆『学部学生・大学院生・教官との質問コーナー』

内容 大学ではどのような数学を学ぶのか、数学の研究というのはどのようなことをするのか、数学にはどのような分野があるのか、数学者はどのようなことを考えているんか、など、教官と学生・院生が皆さんとの談笑を通じてこのような疑問に答えるコーナーです。ただし、受験数学は取り扱いません。
☆7月31日 10:50 〜 11:50 『模擬講義 - 加藤晃史 准教授』
題目 変分原理―微分・積分の先にあるもの
内容 高校では y=f(x) と書かれるような関数の微分・積分を習いますね。「数に対して数を」対応させる規則が関数ですが、「関数に対して数を」対応させるものを汎関数と言います。「変分」とは汎関数の微分を考えることを指します。この講義では、なぜ汎関数のようなものを考えるのか、変分にはどのような応用や理論があるのか等について、入門的なことから解説する予定です。
☆8月1日 13:30 〜 14:10 『模擬講義 - 古田幹雄 教授』
題目 4次元球体の体積
内容 (1)1点が、ひとつの方向に長さ10ほど動くと、その軌跡は長さ10の線分となります。
(2)1点が、直交した縦横2方向に各々長さ10の範囲で動くと、その軌跡は面積100の正方形となります。
(3)1点が、直交した縦横高さの3方向に各々長さ10の範囲で動くと、その軌跡は体積1000の立方体となります。
さて、次に、1点がもし「直交した4方向」に各々長さ10の範囲で動いたら、どうなるでしょう。その軌跡は「4次元の立方体」、その「4次元的体積」は10000と考えられます。この講義では、さらに「4次元の球体」を考えて、その「4次元的体積」を計算してみます。
☆8月1日 15:00 〜 16:30 『数理科学研究科施設見学』
  1. 地階 大講義室 (研究科長挨拶)
    研究科長挨拶の映像
  2. 1階 図書室
  3. 1階 資料室(数学関連模型)
  4. 2階 計算機室
  5. 2階 コモンルーム


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