4年生セミナーのテキストについて

2022年度Sセメスターの4年生の数学講究XA(セミナー)のテキストの候補として次の2冊をあげました. このうちどれか1冊を選んで読むと言う意味です.2冊に希望が分かれた場合は相談します.1冊にまとめた方が便利だと思いますが,どうしても別のものをやりたいという場合は複数のセミナーを平行してやることもありえます.

河東泰之


関数解析の入門から始まり,作用素環の基礎を扱った本です.説明,証明が明解だと思います. 最初の方の内容はすでに知っているという場合は飛ばしても結構です.
作用素環論の基礎の標準的な教科書です.基本的な関数解析の知識は仮定されています. 最初の方の内容はすでに知っているという場合は飛ばしても結構です.
なお,これ以外の作用素環のテキスト(たとえばこちらのリストにあるもの)をやりたいという希望が特にあれば相談に応じます.

秋学期も私はセミナーを担当する予定ですが,それは夏学期のセミナーとは別のものなので,学生も本も変わってかまいません.(もちろん同じでもかまいませんが.)

基本的な形態は週1回105分ですが,特に希望がある場合はこれも相談に応じます. 私のところのセミナーの一般的なやり方はこちらに書いてあります. 本,ノート等は何も見ないでやることになっていますので注意してください.

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