4年生セミナーのテキストについて

2021年度Sセメスターの4年生の数学講究XA(セミナー)のテキストの候補として次の2冊をあげました. このうちどちらか1冊を選んで読むと言う意味です. 2冊に希望が分かれた場合は相談します. 1冊にまとめた方が便利だと思いますが,どうしても別のものをやりたいという場合は複数のセミナーを平行してやることもありえます.

河東泰之


関数解析の基礎から発展までを論じた本です.説明が丁寧だと思います.後半に作用素環の基礎も少し出てきます. 最初の方の内容はすでに知っているという場合は飛ばしても結構です.
関数解析と作用素論の本です.説明が明快だと思います.基本的な関数解析の予備知識は仮定されています.
なお,これ以外の作用素環のテキスト (たとえばこちらのリストにあるもの) を特にやりたいという希望が特にあれば相談に応じます.

Aセメスターも私はセミナーを担当する予定ですが,それはSセメスターのセミナーとは 別のものなので,学生も本も変わってかまいません. (もちろん同じでもかまいませんが.)

基本的な形態は週1回105分ですが,特に希望がある場合はこれも相談に応じます. 私のところのセミナーの一般的なやり方はこちらに書いてあります. 本,ノート等は何も見ないでやることになっていますので注意してください.

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