4年生セミナーのテキストについて

2008年度後期の4年生の数学講究(セミナー)のテキストの候補として次の2冊を あげました.このうちどちらか1冊を選んで読むと言う意味です. 希望が分かれた場合は相談します.1冊にまとめた方が便利だと 思いますが,特に別々にやりたいという場合は,複数のセミナー を平行してやることもありえます.

河東泰之


関数解析の入門書です.有名な4巻本の第1巻です.内容は標準的なものです. 前期に使っている本なのでこの本の場合は続きをやることになります.
最近出た日本語の本です.最初の部分は関数解析的の基礎的なことが 書いてあるので適当に飛ばせばよいでしょう.
なお,これ以外の作用素環のテキスト (たとえばこちらのリストにあるもの) を特にやりたいという希望が特にあれば相談に応じます.

冬学期も私はセミナーを担当する予定ですが,それは夏学期のセミナーとは 別のものなので,学生も本も変わるのが原則です.(別に同じでもかまいませんが.) なお,作用素環では小沢准教授のセミナーも行われる予定です.

基本的な形態は週1回2時間ですが,特に希望がある場合はこれも相談に 応じます. 私のところのセミナーの一般的なやり方はこちらに 書いてあります.本,ノート等は何も見ないでやることになっていますので 注意してください.

河東のホームページに戻る.