4年生セミナーのテキストについて

2019年度夏学期の4年生の数学講究XA(セミナー)のテキストの候補として次の2冊をあげました. このうちどれか1冊を選んで読むと言う意味です. 2冊に希望が分かれた場合は相談します. 1冊にまとめた方が便利だと思いますが,どうしても別のものをやりたいという場合は複数のセミナーを平行してやることもありえます.

河東泰之


関数解析の基礎的な説明から始まります.作用素環を意識したスペクトル理論の解説書です.
関数解析の入門から始まり,作用素環の基礎を扱った本です.説明,証明が明解だと思います.
なお,これ以外の作用素環のテキスト (たとえばこちらのリストにあるもの) を特にやりたいという希望が特にあれば相談に応じます.

秋学期も私はセミナーを担当する予定ですが,それは夏学期のセミナーとは 別のものなので,学生も本も変わってかまいません. (もちろん同じでもかまいませんが.)

基本的な形態は週1回105分ですが,特に希望がある場合はこれも相談に応じます. 私のところのセミナーの一般的なやり方はこちらに書いてあります. 本,ノート等は何も見ないでやることになっていますので注意してください. テキストの最初の方の易しいことはもうよくわかっているという場合は飛ばしてかまいません.

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