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\documentstyle{amsppt}
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\def\be{\beta}
\def\ga{\gamma}
\def\e{\varepsilon}
\def\Q{\bold Q}
\def\R{\bold R}

\nopagenumbers

\centerline{1998年度理科II, III類1年生 数学IA, 同演習について}
\rightline{1998年7月10日・河東泰之}
\rightline{数理科学研究科棟310号室 (電話 5465-7024)}
\rightline{e-mail yasuyuki\@ms.u-tokyo.ac.jp}
\rightline{homepage http://kyokan.ms.u-tokyo.ac.jp/\~{}yasuyuki/}
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試験と成績のつけ方について説明します.

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・演習

7月21日のテストが最後ですが,これは次回に返すと言うわけにいかないので,
郵送で返します.試験当日に住所を書くシールを回しますので,返却希望者は
それに住所氏名を書いてください.その週のうちに発送します.あるいは
郵送がいやな人は,河東の部屋に取りに来てもけっこうです.(8/3〜10の間
は学会出張でデンマークに行っているので不在です.)

前に言ったとおり,悪い方から2回分を除いた残りの平均点が成績なんですが,
単純にこの点数をつけるとどう考えても悪すぎるので,しかるべく「調整」した
点数をつけて最後の答案とともに返します.普通であれば,この点数が
そのまま公式の成績となりますが,期末試験で特にがんばった人はそれに応じて
プラスアルファがつくことがあります.これは皆さんの試験の出来にもよりま
すが,これまでの例から言うと,該当者は2, 3人,最大でも5人程度だと思われます.

「調整」については,テストはまだ2回あるわけですが,これまでの成績で
「悪い方から2回分を除いた残りの平均点」というのを仮に出してみると,
(全然出席していない人を除いた)その平均点は56点,最高点が97点です.
これだとたぶん1.2〜1.25倍くらいすると言うことになるでしょう.

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・数学IA(講義の方)

これは期末試験の結果が成績になります.期末試験は90分で,自筆ノート持ち込み可
(本や人のノートのコピーは不可)で行います.試験問題は6題出ますが,4題できれば
100点です.6題中に,2変数関数の極値を求める問題と,重積分の値を求める問題
は必ず1題ずつ出ます.演習のテストが特によいのに,期末試験の方が今一歩だった人
には,期末試験の方にプラスアルファがつくことがあります.これも該当者は
せいぜい2, 3人くらいでしょう.

こちらも答案は
郵送で返します.住所を書くシールをあとで回しますので,返却希望者は
それに住所氏名を書いてください.試験は9/8(火)ですが,
その週のうちに発送します.こちらも
郵送がいやな人は,河東の部屋に取りに来てもいいんですが,その週末から
3ヶ月ほどイタリア,イギリスに出張するので,私をつかまえるのは簡単では
ないでしょう.

\bye