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\begin{document}
\centerline{2013年理科II, III類1年生 数学I講義の予定}
\medskip
\rightline{河東泰之(かわひがしやすゆき)}
\rightline{数理科学研究科棟323号室 (電話 5465-7078)}
\rightline{e-mail yasuyuki@ms.u-tokyo.ac.jp}
\rightline{{\tt https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/\~{}yasuyuki/}}
\bigskip

講義は毎週月曜の9:00から10:30まで(4/8〜7/8)で,本来1年間のコースですが,
都合によりこの学期は私が,10月からの学期は山本先生が担当します.
また演習は木曜の14:50から16:20まで(隔週・4/18開始)ですが,そちらの担当は
牛腸先生です.

内容は高校数学IIIの微分・積分の発展で,しばしば「解析学」とも
呼ばれるものです.より具体的には,次のような内容を扱います.

\begin{itemize}
\item 初等関数の微積分
\item 数列,関数の極限と連続性
\item 1変数関数の微分とTaylor 展開
\item 多変数関数の偏微分とその応用
\end{itemize}

『微分積分 (理工系の数学入門コース 1)』(和達三樹,
岩波書店)を教科書として,
ほぼこの本の1, 2, 3, 5章に沿って講義を行います.
これに付属した演習書である
『微分積分演習 (理工系の数学入門コース/演習 (1))』
(和達三樹・十河清,岩波書店)を参考書とします.

授業の出席は取りませんが,これまでの経験から言って,
「出なくても自分で本を読んだ方が手っ取り早い,
あるいはすでにもうわかっている」という人はたかだか数\%であると
思います.

途中で1回授業時間を使って中間テストを行います.日付はあらかじめ
予告します.
成績は主に期末試験でつけますが,中間テストがよかった人は
その分プラスにします.
中間,期末試験は,(ノート,コピー,本などすべて)持ち込み可で行い,
採点した答案は返却します.

2008年には通年で演習と共にこの講義を担当しました.そのときの
演習,試験問題などのファイルは

\noindent
{\tt https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/\~{}yasuyuki/s108.htm}

\noindent 
にあります.ただし演習の問題はかなり難しめです.さらに
1994年度に理科I類で数学IAを,
1998年度に理科II,III類で同じく数学IAを教えて,その際の
ファイルも上記 website にありますが,今回の講義とは
内容がだいぶ違います.

なお,海外出張のため次のように講義と演習と入れ替えます.
\newline
\hphantom{XXXX}7/\hphantom{0}1(月) \hphantom{0}9:00--10:30 演習
\hphantom{XXXX}5/16(木) 14:50--16:20 講義
\newline
\hphantom{XXXX}5/30(木) 14:50--16:20 講義
\hphantom{XXXX}7/\hphantom{0}8(月)  \hphantom{0}9:00-10:30 演習

\end{document}