\magnification=\magstep1
\documentstyle{amsppt}

%\baselineskip 14pt
\nopagenumbers

\define\R{\bold R}
\define\Q{\bold Q}
\define\Z{\bold Z}
\define\N{\bold N}
\define\ind{\text{ind}}
\def\limsup{\mathop{\overline{\hbox{lim}}}}
\def\liminf{\mathop{\underline{\hbox{lim}}}}

\centerline{解析学IVの追試結果について}
\medskip
\rightline{1996年12月18日}
\rightline{河東泰之}

\bigskip
配点は,1番から順に,
20, 20, 20, 25, 25, 30点で合計140点満点です.
最高点は100点,平均点は36.9点,得点の分布は次のとおりです.

$$\vbox{\offinterlineskip
\def\vsp{height 2pt &\omit &&\omit &&\omit &&\omit
&& \omit &&\omit &&\omit &&\omit &&\omit
&\cr}
\def\t{\noalign{\hrule}}
\def\h{\hfil}

\halign{& \vrule # & \strut \;\;\hfil # \; \cr
\t\vsp
& 0--29 (点) && 30--39 && 40--49 && 50--59
&& 60--69  && 70--79 && 80--89 && 90--99 && 100-- & \cr
\vsp\t
&  9(人) && 2 && 0 && 1 && 2 && 1 && 1 && 0 && 1 & \cr
\vsp\t
}}$$

50点以上が合格でCがつきます.合格者は17人中6人で,
その学生証番号は次のとおりです.

\bigskip
60509, 60518, 60521, 60524, 60527, 60538

\bigskip
答案は事務室で返却します.
各問のごく簡単な解説をつけます.

[1] もちろん全然言えません.

[2] Lebesgueの収束定理で一発.

[3] 可測関数列の極限が可測であることを使えばよい.

[4] $x^t$の形の関数で$t$を適当に選べばよい.

[5] $f(x-y)g(y)$のところを$f(y)g(x-y)$と書き直せば,普通の
積分記号下の微分です.

[6] 5/28の授業でやった$p=1$の場合を真似すればできます.

\bigskip
\bigskip
\bigskip
\bigskip

\centerline{解析学特別演習I・レポート問題について}
\medskip
\rightline{1996年12月18日}
\rightline{河東泰之}


\bigskip
解析学IVの追試の結果については今日発表しましたが,
解析学特別演習Iの単位を落としている人に対するレポート提出に
ついて説明します.

まず,前から掲示しているように,このレポート提出の資格が
あるのは,本試験または追試験で解析学IVの単位を取っている
人だけです.それ以外の人は来年度また解析学IVとともに,
解析学特別演習を履修してください.担当は来年も私です.

解析学IVの単位を取っているが,解析学特別演習の
単位がまだついていないという人は,事務室でレポート問題を
受け取り,1月10日までにレポートを事務室に提出してください.
成績はその後すみやかに掲示します.

\bye