河東泰之の2013年度研究概要

Bischoff, Longo と共にモジュラーテンソル圏から生じるQ-sytemについて, 一般化された Longo-Rehren subfactor の構成と,Fuchs-Runkel-Schweigert の full center の構成は同じものであることを証明した.これは Kong と Runkel によって予想されていたものである.さらにその応用として, 境界共形場理論における境界条件の分類を行い,境界の除去と添加の関係を 明らかにした.

さらに Bischoff, Longo, Rehren と共に境界共形場理論の defect の研究 と作用素環的分類を行った.

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