坂田年男(九州大学芸術工学研究院)、角俊雄(九州大学芸術工学研究院)、宮崎充弘(京都教育大学教育学部数学科)
 
About the bound of the rank of the set of tensors
 
複雑なデーターを単純な構造で説明することはデーター解析の要諦である。本講演では3元テンソルを階数1のテンソル(最も単純なテンソル)の和に分解する問題を考える。与えられたタイプ(I1、I2,I3)のテンソルに対して最小何個の階数1のテンソルの和で表現できるかという問題に対して、上からの限界について講演する。ある大きさのテンソルに対する、アドホックな手法と計算機での探索および一般のタイプの3元テンソルに対する数学的な証明を与える。