東京大学 / 数理科学研究科 / 講義

数理科学I
(2004年4月〜2004年7月) Last modified: 2004/7/6


担当 平地 健吾 研究室は数理科学研究科521)
TA 野口 紘幸

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教科書は桑田孝泰著「微積分(数学の考え方2)」朝倉書店

場所:721教室
時間:火曜1限 9:00〜10:30

7月6日の講義
・分数関数の積分;部分分数展開
・定積分の定義とグラフで囲まれる領域の面積
・微積分学の基本定理
6月28日の講義
・グラフで囲まれる面積と積分の関係
・不定積分の計算例
・部分積分と置換積分
6月22日の講義
・Taylorの定理
・Taylorの定理を用いた近似計算と剰余項の評価
・対数関数、指数関数、三角関数のTaylor展開
・2次導関数とグラフの凹凸;増減表をもちいたグラフの概形の書き方
6月15日の講義
・ロピタルの定理
・1階導関数をもちいた極値の探し方
・2階導関数をもちいた極大値、極小値の判定方法
6月8日の講義
・高次導関数とライブニッツの公式
・平均値の定理とその幾何学的な意味
・微分と関数の増減
・Cauchy の平均値の定理
6月1日は休講

5月25日の講義
・微分可能性と接線の存在の同値性
・逆関数の微分
・三角関数、指数関数、対数関数の微分
・レポート問題の pdf ファイル 提出締め切りは6月7日
5月18日の講義
・中間値の定理:平方根の存在の証明
・微分と接線の定義
・微分可能なた連続であることの証明
・単項式の微分
・四則演算と微分の関係とその証明
・合成関数の微分
5月11日の講義
・極限の性質(四則演算とはさみうちの原理)
・三角関数の極限: sin(x)/x の x→0 での極限
・連続関数の定義
・有界閉区間上の連続関数の最大、最小値の存在
4月27日の講義
・はさみうちの定理
・等比数列の収束と発散
・級数の収束の必要条件、等比級数の計算
・関数の極限の定義
4月20日の講義
・逆関数のグラフと逆三角関数(黒板に書いたsin^{-1}(sin x)のグラフは間違っていました;来週訂正します)
・数列の極限、収束と発散
・極限と四則演算の関係
4月13日の講義
・写像と関数の定義、関数のグラフ、合成関数
・有理関数のグラフの書き方
・逆関数の定義と求め方
シラバス: この講義では、高校で学んだ多項式の微分の概念を発展させてより多くの微分を学び、 さらに、どのようにf(x,y)のような変数の多い関数に拡張するかを学ぶ。また面積の概念と 微分の逆としての積分との関連について基本的な理解を得る。
講義日程
4月13,20,27
5月11,18,25
6月 1,8,15,22,29
7月 6,13

付記:7月15,16(2時限まで)日は補講期間