まずは以下のサンプルを見てみましょう.
で,これは次のようなソースで書かれてます.
\documentclass{jarticle} \usepackage[all]{xy} \begin{document} \[\xymatrix{ & A & \\ & M \ar[u]_h & \\ M_i \ar[rr]_{\varphi_{ji}} \ar[ruu]^{f_i} \ar[ru]_{\varphi} & & M_j \ar[luu]_{f_i} \ar[lu]^{\varphi_j} \\ }\] \end{document}
これを見れば全てがわかると思いますが一応解説.
まずパッケージ読み込み.\usepackage[all]{xy}
を加えます.
で,使うときは\xymatrix
なるものを使います.一応matrixと言うからには行列(表)のようになってます.tabular環境やarray環境と同じですね.その行の区切りは&
で,改行は\\
で行います.
さて,記号並べただけじゃ意味がないです.矢印を引けないと.その為の命令が\ar
です.これは矢印を引きます.何処に向けて引くのか?それを\ar
の次に指定します.\ar[u]
と書いてあるならその一つ上.\ar[dr]
を書いてあれば右下です.\ar[llu]
は左に二つ,上に一つ,そんな感じです.写像などを書きたいときはその後に^
や_
を続けて加えます.^
か_
かはできあがったのをみて決めましょう.