薩摩 順吉 氏(東京大学 大学院数理科学研究科)

内容:
ニュートン・ライプニッツ以来何世紀にもわたって、現象を記述する方程式として、微分方程式が用いられてきた。
しかしコンピュータの実用化以来、差分方程式の重要性も増してきている。
ここでは、両者の関係について議論するとともに、差分方程式の従属変数も離散化した超離散系の持つ意味を考える。