研究集会のお知らせ

主題：代数群上の球関数(あるいはもっと一般の特殊関数も含む)と、 多変数保型形式論へのその応用

場所：東京大学数理科学研究科、１１７講義室（一階）

日程：２００６年１２月２５日（月曜日）午後から２７日の午後３時ごろまで

主旨：今年は、東京大学数理科学研究科・玉原セミナーハウスで「微分方程式と保型形式」（正しいタイトル？）という題目で、大島利雄さんが幹事となって集会をもった。そのとき、整数論的な側面に関して話せなかったこと、その後の進展などを中心に、その他関連する話題を、講演者に話していただく。

詳細なプログラムの一部は未定である。

時間表

	25日	26日	27日
午前１０：００から	なし	長谷川	都築
午後１３：３０から	宮崎直	石井卓	平野
午後１５：００から	宮内	飯田

各講演の内容：

宮崎直（東大数理）：（仮題）Sp(3,R)の主系列表現の(g,K)-加群全体の構造の明示的な記述

宮内通孝（東大数理COE）：On irreducible admissible representations of U(2,2) over a p-adic field

長谷川康子（慶応理工）：Mellin transforms with Maass forms attached to the residue of
Siegel-Eisenstein series
Abstract:
次数2の実解析的 Siegel-Eisenstein 級数の留数形式 F を明示する．F の Maass
形式つき（正規化） Mellin 変換を全て計算し，ある種のスペクトル分解を記述
する．

石井卓（千葉工業大学）：（仮題）Archimedean L-factorに関する話題

飯田 正敏(城西大学理学部) : Sp(2,R)の一般主系列表現の行列要素のHarish-Chandra展開

都築正男（上智大学）：（仮題）算術商の上のHeat Kernel

平野幹（愛媛大学）：GL(3,C)の主系列Whittaker関数

講演の枠は、まだ増やせますが、討論の時間に使いましょう。人の話を聞かず、意見も言わない文化が蔓延していますので。

連絡先：織田孝幸

２００６年１２月１日　現在の情報です。