From nagisa@math.s.chiba-u.ac.jp Wed Nov 22 08:07:28 2000
To: nats@math.s.chiba-u.ac.jp
Mime-Version: 1.0
Date: Fri, 17 Nov 2000 08:04:34 +0900
From: Araki Huzihiro 
Lines: 21


NATS の皆様

昨年7月31日のメールで候補者の御推薦を広く呼びかけました第一回作用素環
賞につきまして、作用素環賞委員会では慎重な審議の結果、受賞者として

       河東泰之氏 (東京大学)

を選び、11月16日に作用素論、作用素環論研究会で公表致しました。委員会で
は同氏の「単射的 von Neumann 環の自己同形群及び部分因子環に関する業績
には著しいものがあり、作用素環論の発展に寄与するところ大であると高く評
価」致しました。受賞者には賞状、賞金30万円 および メダルを授与致します。

昨年のメールで詳細をお知らせ致しましたように、この賞は作用素環および関
連分野の若手研究者を励ます目的で4年に一回1名に授与するものです。この目
的が達成できますよう、今後とも皆様の御協力とご支援をお願い致します。

                                       作用素環委員会委員長 荒木不二洋

アメリカ数学会会報記事 (PDF)