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\def\ran{\rangle}
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\centerline{数理科学 II の内容について}
\medskip
\rightline{2002年4月11日}
\rightline{河東泰之(かわひがしやすゆき)}
\rightline{数理科学研究科棟323号室(電話 5465-7078)}
\rightline{e-mail yasuyuki\@ms.u-tokyo.ac.jp}
\rightline{{\tt https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/\~{}yasuyuki/}}
\bigskip

これは理科I類2年生向けの常微分方程式の講義です.
教養学部724号室で毎週木曜日,14:40〜16:10の時間に行います.
内容は常微分方程式の基礎的な内容で,
稲見武夫「常微分方程式」(岩波書店 理工系の基礎数学3)の1〜3章の内容
(およびラプラス変換の形式的取り扱い)にほぼ対応します.
(参考書を挙げてほしいという要望が強いのでこの本を挙げておきますが,
別にこれを買わないと困るということはありません.)

4月11日から6月13日までは通常の授業ですが,最後の3回は,
私が学会出張(アメリカ,ドイツ,ルーマニア)で不在のため,
大学院生のTA(ティーチングアシスタント),竹内君の担当で次のような
スケジュールになります.(7月11日はもう授業日ではありません.)

6月20日 期末予備テスト(試験範囲は期末テストと同じです.)

6月27日 同テスト答案の返却,問題の解説

7月\hphantom{8}4日 質問の時間(この授業に関するあらゆる質問に答えます.)

成績は次のように付ける予定です.
上に書いた期末予備テストの点数を$x_1$,
期末試験の点数を$x_2$として,最終成績$x$を,
$x=0.3\max(x_1,x_2)+0.7x_2$と計算します.
テストはいずれも自筆ノート持ち込み可で行います.期末テストの答案も
しかるべき方法で返却します.

私がこれまでに教えた授業の記録,その試験問題などは,私のホームページ

\noindent
{\tt https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/\~{}yasuyuki/}

の「授業関係のファイル」にあります.成績のつけ方の一般的
方針などもそこを見ればわかります.(しかし,この授業
「数理科学 II」を教えるのは初めてです.)

\bye