河東泰之の2006年度研究概要

S. Carpi, R. Longo と共に super conformal field theory への 作用素環的アプローチを研究した.Super Virasoro algebra に ついては central charge が 3/2 未満の ケースについて離散的な表現の列を持つことが知られているが, このケースについて, 作用素環の super Virasoro net を coset net として実現し,その 延長を調べることにより,super conformal net の分類を行った. これまで我々が展開してきた一般論のほかに,Gannon-Walton に よる modular invariant の分類手法を道具として用いる.

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