ソリトン理論から可積分数理へ:“de nouvelles perspectives”

RIMS研究集会

京都大学数理解析研究所の共同利用事業の一つとして、下記のように研究集会を開催いたしますのでご案内申し上げます。

研究代表者   ウィロックス ラルフ
            (東大・数理)

日時:2005年8月22日(月)10:30〜
8月24(水)12:30

場所:京都大学数理解析研究所1階115号室
京都市左京区北白川追分町
市バス「農学部前」または「北白川」下車

プログラム

8月22日(月)

10:30-11:20津田 照久(神戸大・自然)
Universal character and q-difference Painlevé equations with affine Weyl Groups
11:30-12:20田中 宏志(島根大・物質化学)
セル・オートマトンの逆超離散化とBZ反応への応用
14:10-15:00由良 文孝(はこだて未来大学・システム情報科学)
シーケンシャルセルオートマトンと可積分系
15:10-16:00中村 佳正(京大・情報学)
なぜ可積分な特異値分解アルゴリズムは高精度か
16:10-17:00小森  靖(名古屋大・数理)
ルート系に付随するCalogero-Sutherland模型とRuijsenaars模型

8月23日(火)

10:00-10:50大田 泰広(神戸大・自然)
``くらしっく''なソリトン研究からの話題
11:00-11:50佐々 成正(原研・計算科学技術推進センター)
シンプレクティック数値積分のBEC系への応用
13:30-14:20広田 良吾(早大名誉教授)
離散2−D戸田方程式のLax-pair,保存量、非自励系の条件
14:30-15:20佐々木 隆(京大・基研)
Classical and quantum integrability in multi-particle dynamics
15:40-16:30菊池 哲也(東北大・理)・筧 三郎(立教大・理学)
ソリトン系から見たパンルヴェVIとそのq類似
16:40-17:30丸野 健一(九大・数理)・児玉 裕治(Ohio State Univ.)
Classification of line-soliton solutions in 2+1 dimensional integrable equations

18:00〜 懇親会を予定しております。

8月24日(水)

10:20-11:10笹野 祐輔(神戸大・理)
Higher order Painlevé equations of type Dl(1)(l=4,5,6...)
11:20-12:10西成 活裕(東大・工)
自己駆動粒子系と可解確率モデル

(2005年7月17日作成)