連絡事項
生協からの連絡によりますと、参考書は10月中旬に入荷するそうです。
ご迷惑をおかけしてすみません。
講義は参考書がなくても大丈夫なように進めます。
講義進行
講義の進行によっては、予定を変更する可能性があります。
注意事項
遅刻厳禁・私語厳禁です。
授業中の写真撮影は禁止です。
授業中の携帯電話・スマートフォン・パソコン等の使用を禁止します。
授業内容に関わる質問は授業中にお願いします。授業内容で理解できない点があれば、その場で手をあげて大きな声で質問してください。板書の書き誤りに気が付いたら、その場ですぐに指摘してください。
この授業は文科生向けの線型代数学の講義です。
シラバスに書かれた授業の目標、概要は次の通りです。
文科生向けの,ベクトルと行列に関する基礎的な内容や,計算手法を理解するための科目である. 講義内容はおおむね授業計画に記載されている通りであるが,担当教員によって順序は異なることがある. この科目を履修した後に,より進んだ内容を総合科目 「数理科学概論II」で学ぶことができる.
この講義は、水曜日の 1限(8:30〜10:15)に教養学部531教室で行います。
この講義は数学IIのシラバスの授業計画 (下に転載) に基づいて行います。
この講義では,次の書籍を参考書として指定します。
三宅敏恒「線形代数の演習 」培風館
この講義の成績は期末試験によって判定します。講義のなかで小テストやレポートなどを行うことがあっても,それは純粋に教育目的で行うものであり、その点数・評価は成績には影響しません。
授業計画
数学 II のシラバスに書かれた授業計画を転載しますので、参照してください。
ベクトルと行列:ベクトルや行列と,それらの演算(和,スカラー倍,行列の積,転置)について学ぶ.連立一次方程式を行列で表現すると行列の積が自然に現れることを理解する.
行列式:行列式の定義や,行列の基本変形による行列式の計算法を修得する.また,行列式について,多重線型性,交代性,行列の積と行列式の関係,行列の区分けと行列式の関係,行列式の展開,逆行列の存在と行列式の値との関係,クラーメルの公式などの基本的な性質について学ぶ.
連立一次方程式の解法:行列の基本変形による,連立一次方程式の解法と逆行列の計算法を修得する. 連立一次方程式の解法である加減法と,行列の基本変形による解法との関係を理解する.また,行列の階数について学ぶ.