近年、物理学、特に統計力学の手法を情報処理に適用する試みが行われるようになり、一
部では実用的な成果も得られつつあります。このゼミでは、
西森秀稔『スピングラス理論と情報統計力学』(岩波書店、1999)
またはその英語版
H. Nishimori, Statistical Physics of
Spin Glasses and Information Processing (Oxford University Press, 2001)
を出発点に、この新しい分野を探求してみたいと思います。輪講形式で進めます。必要に応じて論文や講義録を参照します。熱力学や統計力学に全くなじみがな
い人には難しいかもしれませんが、意欲的
な方の参加を期待します。
なお、
樺島祥介『学習と情報の平均場理論』(岩波書店、2002)
西森秀稔『スピングラスと連想記憶』(岩波書店、2003)
をざっと眺めると、雰囲気がつかめるかもしれません。