東京大学大学院数理科学研究科

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数理談話会

日時: 2018年10月26日(金) 15:30-16:30
会場: 数理科学研究科棟(駒場) 002号室

講演者

伊藤 健一 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)


講演題目

一般化固有関数の漸近挙動と散乱理論 (JAPANESE)



講演概要

散乱理論とは,入射波が障害物によって散乱される前後の挙動を記述するための理論であり,物理における散乱実験などに数学的裏付けを与える理論である.
本講演では量子散乱理論の数学的定式化について概説したのち, 講演者がErik Skibsted氏(Aarhus大学)との共同研究で得た結果の一部を紹介する.
時間が許せば漸近的Euclid型や漸近的双曲型エンドを持つ多様体上への一般化についても触れたい.