金 井 雅 彦 (KANAI Masahiko)

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講   座 大域幾何学大講座 教授
研究分野 幾何学
研究テーマ
幾何学,とくに群作用や葉層構造に対する剛性問題.
研究概要

剛性問題に長年取り組んできた.ところで,ここで言う「剛性」とは,Mostowの強剛性定理やMargulisの超剛性定理といったときのそれである. 剛性問題の大きな魅力のひとつとして,それに関わる数学者の分野が表現論や力学系・エルゴード理論など極めて多岐に渡る点があげられる.私はとくに幾何学者としてこの問題に貢献したいと考えている.上述の古典的な剛性定理の無限次元版に相当する群作用や葉層構造が示す剛性にとくに強い興味を持っている.

主要論文
  1. Kanai, M., Rough isometries, and combinatorial approximations of geometries of noncompact Riemannian manifolds, J. Math. Soc. Japan 37 (1985), 391-413.
  2. Kanai, M., Geodesic flows of negatively curved manifolds with smooth stable and unstable foliations, Ergodic Th. Dynam. Sys., 8 (1988), 215-239.
  3. Kanai, M., A new approach to the rigidity of discrete group actions, Geom. Funct. Anal., 6 (1996), 943-1056.
  4. Kanai, M., Rigidity of the Weyl chamber flow, and vanishing theorems of Matsushima and Weil. Ergod. Th. Dynam. Sys., 29 (2009), 1273-1288

 

学会 日本数学会
受賞

日本数学会幾何学賞 1998 年