新 井 仁 之 (ARAI Hitoshi)

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講   座 基礎解析学大講座  教授
研究分野 数理視覚科学・ウェーブレット解析・応用調和解析.
研究テーマ
脳内の視知覚に関する情報処理のメカニズムを主に数学的方法で 解明すること. またその錯視科学,脳科学,神経科学,知覚心理学, 画像処理への融合的応用. ウェーブレット・フレームの数学的研究,確率論的方法による調和解析の研究も行っている
研究概要

視知覚を数理科学的なアプローチで研究している.特に,先端的な数学 ならびに必要に応じて 創った新しい数学を軸に,脳科学,神経科学, 知覚心理学との融合的観点から脳内の 視覚情報処理の数理モデルを作っている. さらにその視覚,錯覚研究への応用, また画像処理など社会に役立つような技術として結晶化させることも研究している. それに伴い,ウェーブレット・フレームなどの数学的研究も行っている. このほかにブラウン運動,拡散過程などを用いた調和解析の数学的研究も行っている.

主要論文
  1. H. Arai and S. Arai(2010): Framelet analysis of some geometrical illusions, Japan J. Indust. Appl. Math., 27, 23-46.
  2. 新井仁之・新井しのぶ(2012): 視覚の数理モデルと錯視図形の構造解析,心理学評論, 55, 309-333.
  3. 新井仁之・新井しのぶ,錯視画像生成装置,錯視画像生成方法,及びプログラム,特許取得,JST,2012.
  4. 新井仁之・新井しのぶ,媒体・画像データ関係で特許取得,JST, 2013.
  5. 新井仁之・新井しのぶ,スーパーハイブリッド画像関連で特許取得,JST,2013.
  6. 新井仁之・新井しのぶ,文字列傾斜錯視自動生成プログラムで特許取得,JST, 2014.
  7. 新井仁之・新井しのぶ,ディジタル・フィルタの新しい設計法で特許取得,JST, 2014.
  8. 新井仁之・新井しのぶ,画像処理(鮮鋭化,ノイズ低減,エッジ検出etc.) で特許取得, JST, 2014.
  9. 新井仁之・新井しのぶ,色知覚の逆算等で特許取得, JST, 2014.
  10. 新井仁之・新井しのぶ,画像処理,錯視関連で国際特許(PCT)を複数出願, 米国,ロシア等で特許取得有(2016年3月現在).
  11. H. Arai(2014): Mathematical models of visual information processing in the human brain and applications to visual illusions and image processing, in Mathematical Progress in Expressive Image Synthesis I, Springer, pp.7-12.
  12. H. Arai(2015): From mathematical study of visual information processing in the brain to image processing, in Mathematical Progress in Expressive Image Synthesis II, Springer, pp.105-110.
  13. 新井仁之(2015): 視覚と錯視の数理における非線形性, 電子情報通信学会誌,98(11) pp.1012-1016.
  14. 新井仁之(2016): 錯視アートの新技術とその販促グッズ,パッケージへの利用, 包装技術, 54(1) pp.58-62.
著書

新井仁之(2010): 新・フーリエ解析と関数解析学,培風館.

新井仁之(2010): ウェーブレット,共立出版.

新井仁之(2013): 錯視と科学,ミネルヴァ書房.

他複数有り.

学会 日本数学会,日本応用数理学会,アメリカ数学会,日本視覚学会,日本神経科学学会.
受賞

日本数学会賞春季賞(1997年,受賞理由:複素解析と調和解析の研究).

平成20年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)

(受賞理由:視覚と錯視の数学的新理論の研究).

2013年度の日本応用数理学会論文賞(JJIAM部門).

第8回科学技術の「美」パネル展(科学技術団体連合主催)優秀賞.(2014年4月)

活動

(独)科学技術振興機構さきがけ研究者(-2011年3月).

(独)科学技術振興機構CREST研究担当者(-2016年3月).