トポロジー火曜セミナー

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開催情報 火曜日 17:00~18:30 数理科学研究科棟(駒場) 056号室
担当者 河澄 響矢, 北山 貴裕, 逆井卓也
セミナーURL http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/MSF/topology/TuesdaySeminar/index.html

2014年10月07日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 056号室
Tea: 16:00 - 16:30 コモンルーム
入江 慶 氏 (京都大学数理解析研究所)
Transversality problems in string topology and de Rham chains (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
ストリング・トポロジーの出発点は,多様体の自由ループ空間のホモロジーの上にBatalin-Vilkovisky(BV)代数の構造を発見したChas-Sullivanの仕事である.
この結果を精密化して鎖レベルの構造を定義することは重要な問題であるが,まだ決定版の解答は得られていない.困難の一つは,交叉積を鎖レベルで定義する際に現れる,横断正則性の問題である.
講演では,de Rham 鎖というものを用いることでこの困難を回避し,鎖レベルの構造が部分的に実現できるということを説明したい.