Seminar on Probability and Statistics

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Organizer(s) Nakahiro Yoshida, Teppei Ogihara, Yuta Koike

2007/06/06

16:20-17:30   Room #122 (Graduate School of Math. Sci. Bldg.)
小池 健一 (筑波大学大学院数理物質科学研究科)
非正則な位置尺度母数分布族における位置母数の逐次点推定について
[ Abstract ]
有界な台をもつ非正則な位置尺度母数分布族に対して,その位置母数の逐次点推定を考える.ここでは,平均二乗誤差に費用も加えてリスクを考える.レンジに基づく停止則を提案し,これが漸近有効であることを示す.また,良く知られているRobbinsの逐次推定方式との比較を行い,密度関数の台の端点で密度関数が急激に変化する場合には,提案する逐次推定方式が標本数やリスクの意味で優れていることを示す.この結果は,逐次区間推定に関するKoike (2007)のものと同様であることが分かる
[ Reference URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~kengok/statseminar/2007/01.html