数理科学研究科学位論文審査基準

〈博士論文〉

・博士論文の審査基準
博士学位論文は新規性,独創性と十分な学術的価値を持つ,数理科学における自著の論文であって,主要部分が国際的な学術雑誌等に出版されているか,あるいは掲載される水準でなければならない.

・審査実施方法
審査委員会は本研究科教員5名以上を含む審査員で構成されるものとする.ただし期間短縮修了*の場合は,これに加えて学外審査員1名以上を含むものとする.審査員による事前査読の後,最終的な口述審査を行う.

期間短縮修了*
博士後期課程に在籍する学生が標準的な博士後期課程の年限より短い,1年以上3年未満で修了しようとする場合.予め届け出と承認が必要である.


〈修士論文〉

・修士論文の審査基準
修士学位論文は,新規性または独創性があって数理科学における新しい知見をもたらす内容を含むか,または数理科学研究の遂行に必要な基礎知識・理解力・問題解決能力等を証明する,独自の考察を含んだ自著の論文でなければならない.

・審査実施方法
審査委員会は複数の審査員で構成される.審査員による事前査読の後,最終的な口述審査・評価を行う.