PuTTYの使い方

Windows 上で SSH (Secure SHell) を使いたい場合,Tera Term + TTSSH がよく使われてきたようです. しかしこのツールは SSH2 プロトコルに対応していないという欠点があります. そこでおすすめしたいのが「PuTTY」です. PuTTY は SSH2 プロトコルに対応しているフリーソフトです. 使用感はTera Term + TTSSH とほとんど変わりません. ここで日本語化されたものをダウンロード(executable files (PuTTY version 0.58 にパッチをあてた実行ファイル puttyjp.exe) というリンクより)できます.

PuTTYの日本語化版はzip形式で圧縮されているので,ダウンロードしたら展開する必要があります.圧縮ファイルの中身は実行ファイル本体1つだけで,すぐに使うことができます.

この実行ファイルをダブルクリックすると,まず左側の「カテゴリ」の中の「セッション」が選択された状態で起動します.「ホスト名」の欄に接続する相手のホスト名を入力します.そして「プロトコル」の欄では「SSH」のラジオボタンを押します.そうすると「ポート」の欄は自動的に「22」になります.「保存されたセッション」の小さい欄には自分でわかるような名前を入力します.この名前は後で設定を保存するときに使います.設定を保存しておくと,次回からはそれを読み込んですぐに接続することができます.
セッション

次に「接続→SSH」をクリックします.「優先するSSHプロトコルバージョン」の「2」のラジオボタンを押します.
SSH

ここまでの設定は絶対に必要です.


以下はやっておくと便利な設定です.
「ウィンドウ→選択」の「マウスボタンのアクション」で「xterm」のラジオボタンを押しておくと,マウスの中ボタンで貼り付けができます.
選択

接続後,標準設定では背景色が黒だったりカーソルが緑だったりするので慣れない感じがするかもしれません.例えば背景を白にしたければ「ウィンドウ→色」の「色を選び変更をクリックしてください」という欄の「Default Background」をクリックしてから「変更」というボタンをクリックします.
色

カラーパレットのウィンドウが開きますので,「基本色」の右下にある白をクリックしてから「OK」を押します.さらに「Cursor Text」を白に,「Default Foreground」と「Cursor Colour」を黒にすると普通のktermと同じような色の設定になります.
パレット

以上のように設定したら,忘れずに最初の「セッション」に戻って「保存」ボタンをクリックしてください.「保存されたセッション」の下の欄に先程入力しておいた名前が表示されます.名前をダブルクリックするか,シングルクリックしてから「読込」ボタンを押し,さらに「開く」ボタンを押すと相手ホストに接続します. PuTTY のウィンドウ上でユーザー名とパスワードを尋ねられるので,正しく入力しましょう.

接続する度にユーザー名とパスワードを入力するのは面倒に感じるかもしれません.実はこれら両方を保存しておくこともできます.しかし,仮に別の人物に計算機を使われてしまった場合,これらの情報を保存しておくと無条件に相手ホストにログインされてしまいます.このようなセキュリティ面を考慮して,ユーザー名とパスワードは保存しないようにしましょう.